21gのとしょかん

ながいながい遺書

patiens non grata

先日、ずっと行ってた美容院の予約が取れなくなった。たぶんその一週間前に無断キャンセルしたからだと思う。ちゃんと予約の3時間前に起きて用意したのに、例のごとく予約時間までばたばたしてたら5分後電話がかかってきて、「すいません、予約がいっぱいなのでキャンセルにさせていただきます」と言われた。もう家は出ていたけど、仕方ないのでコンビニで煙草を吸って帰った。

 

今日、予約しようと近くの病院に苦手な電話をかけたら、「以前同じ症状で病院にかかってたことはありますか?」と聞かれた。はい、半年ほど前に、でもそこにはもう行ってません、と答えると、そこに行け、ここにかかりたかったら紹介状をもらってきて、と言われた。前のところには行きたくなかったので、仕方なく別のところに電話するも、どこにも「予約がいっぱいです」と断られて、一件なんか着拒されているときのように自動で切られた。唯一「来週なら」と言ってくれたのは、隣の市の病院だけだった。

 

これまでも数箇所の病院には行ったことがあるけれど、どこも医師が苦手だったり、不測の事態が起こったり、美容院のときのように間に合わなかったりして全て予約を蹴って通院をやめたから、「どこかで大きなブラックリストに入れられたのかもしれない」と突然不安になってきて、2時間ばかり、携帯の番号だの本名だのメールアドレスだの住所だのを表記を変えながら知りうる限りのデータベースで検索してみたりしてた。昔のFacebookくらいしかヒットはしなかったけれど、一般ではアクセスできない場所でやりとりが交わされていてもおかしくないし、と思えば懸念は募るばかり。

 

普通に考えれば、きっと本当に予約は確かにいっぱいで、あいていた病院は偶然隣の市にあって、偶然すいていただけなのだと思う。一件目だって、忙しくて初診予約は取れ無いから前のところに行くか紹介状をもらってこい、ということなのかもしれない。電話がつながらなかったのは何かのエラーなのだろう。そもそも通院を続けられなかった病院だけでならいざしらず、市の医療機関全てでのブラックリストはさすがに可能性が低すぎる。

 

頭ではわかってはいる。「でも」と叫ぶ声はそれでも五月蠅くて。

 

当然、仮に市内の病院におけるペルソナ・ノン・グラータであったところで自分の非でしかないのだけども、「今度こそちゃんと治療を」と思っていた矢先だったからなんだか余計にいらいらして余計に焦って。隣の市の病院は遠くてまた通院が大変なので、どうしようか悩んでいるうちにいつも通り結局神と運命が悪いと結論づけてしまい、そういえば先日神殺しの夢を見たからかもしれない、あるいは神や運命なんて存在しないだとか触れ回っているから罰が下ったのだろうか、神なんてやっぱり存在するわけないのだけども。ああ隕石が落ちるかなんかして世界とともに自分がが死ぬかなんかすれば全て解決するのに、と小惑星「アポフィス」についてwikipediaを開けば2029年地球衝突説どころか2036年の大接近時における衝突もとっくの昔に否定されていたことを思い出し、気づけばもう外は暗くてまた現実逃避をしているうちに日が暮れたと知って煙草に火をつける。煙草も最近はもはや癖以外のなにものでもなく、別においしいだとか香りがだとか思うこともない。それは少し前の自分にとっての自傷のように、初めは意味があり理由があった行為であったのに、いつの間にか儀式となり、やがてその儀式が一切の意味を持たないと自覚をしてもなお慣性に従って続けられるだけの行為と成り果てている。そういえば先日オフした子が「インスタに載せるために切った、つらくて切ったわけでは無い」なんて少し自慢げに言っていてなんかいらいらしたのを思い出すけれど、また話が足取り以上にふらふらしてるからこの話はもう終わり。「だからこの話はもう終わり」といえばふぇのたすの『かわいいだけじゃダメみたい』サビ最後の歌詞と一致する、ちなみにその直前の歌詞は「変わりたい変われない/そう世界を変えればいいの」だったのでやっぱりアポカリプスしか救いが無い、神は相変わらず信じていないけれどもね。ほら、そんなこと言ってるからまたバチがあたる。ほんと病院どうしよ。

 

List of dates predicted for apocalyptic events - Wikipedia